St Lukes Clinic
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日本語は断然面白い!

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甲斐 睦興 M.D.

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 最近、見聞きすることだけ思い出すままに書き上げてみよう。


 まず、英語を日用品としていることである。コンセンサスという言葉が日本の新聞に出ているのに気づいたのは20-30年ばかり前のことであろうか。そのころやっと覚えたこの言葉が日本で通用していることに驚いた次第である。


 そしてよく見回すと英語は日本の刊行物には沢山ある。4冊ばかりの本の各ページに出ている英語の数を数え書き上げたら、2、3語から5、6語であった。

 一つの単語は聞いたこともなく辞書で調べても出てこなかったし、文脈からも推察できなかった。この数年よく聞くのは、アバウト、リバウンド、ウォーキング、ノーハウ、コンシアージュなどである。英語をそのままカタカナという表音記号で書き表せるのが凄い!

 ラジオという言葉を中国人が漢字に表記すると電気発音機という様なことだったと思い出す。それが今でも行われているとすれば、パソコンは為個人電子操縦機になるかも。

 つまり、漢字だけでは翻訳に手間暇かかり過ぎる。


 心療内科の英語もそのまま使われている。

ストレス、メンタルヘルス、カウンセリング、カウンセラー、セラピスト、アサーティブネス、トレーニング、ソーシャルスキルトレーニング、ソーシャルワーカー、トラウマ、SSRI などが出ている。


 英語を簡単にしたのもある。

リストラ、エンタメ、プレゼン、コンビニ、アニメ、デジカメ、セクハラ、ファミレス。古いのはドレメ、インフレ、デフレ、フルー(流感)は日本語になっているかな。

 GUERNEYという言葉は使われず、古くからの用語ストレッチャー(患者移動用ベッド)が日本のTVやDVDによく出てくる。

お恥ずかしながら、私はツイッターやニートの意味がわからない。フリーター(フリーアルバイター)を最近知ったばかりだ。


 日本語自体も簡単にしている。エンタメ(ガイタメは外国為替)割に古いのはドタキャン、マザコン、ナツメロ、ロリコン(メロメロはMELLOW MELLOWに似ている)


 ご存知のように、英語はUSAなどのようにアルファベットで表すことが多い。パソコンはこちらではPCである。DV(ドメスティックバイオレンス)やDJ(ディスクジョッキー)は日本語になっている。そしてこれに似せてつくられた日本語が結構ある。LDK、PTO、KY、3K、PPK。心のしなやかさ、したたかさを意味する言葉のレジリエンスは精神科医として聞き慣れている。

 この言葉が日本でも流行ると思えたのは数年前、エリザベス、エドワーズ(元米国赤十字社代表)が乳がんにかかり、上院議員の夫の不倫に直面したとき、彼女は「私の家族は私を愛しアドアー(憧れ)している」と主張し、危機をやりぬいた。その頃オプラーショウにも出演し、レジリエンスという題の本も書いた。残念ながら彼女は1年ほど前に亡くなったし、夫はガールフレンドとよりを戻していた。


 最後にいくつかの日本語がそのまま英語になっている例をあげる。

ハラキリは何十年も前にアメリカの知能テストの語録に出ていた、ツナミ、ニンテンドウ、キキ(危機Danger(Crisis)とChanceの二つの意味に分けている)も英語になっている。

イチロウも有名である。最近聞いたのはカイゼン(Good change)である。トヨタが事業を改善して、好成績をあげ、本も出版したので米国諸精神病院がそれを手本にしているそうだ。

このことを発表した病院では効率を上げてもリストラをしなかったそうだ。先月の新聞ではトヨタは4千人の新規採用をしたそうである。

もちろんトヨタは英語になっている。

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