St Lukes Clinic
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それが何か?

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甲斐 睦興 M.D.

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Vol.3   悲しい親子DR.KaiVol.3.html

 ミッテラン仏大統領は、自分の隠し子について質問されたとき、エアロール?と聞き返したそうだ。 So What? それが何か?と言う意味だそうだ。シュワちゃんこと元カリフォルニア州知事は知事を辞めるとすぐ、妻子を棄てて、自分の隠し子とその母のところに飛んでいった。その母は以前の家政婦だったそうだ。


それに引き換え、タイガー•ウッズは可哀想だ。一人のガールフレンドが発覚するや、あと2、3人も名乗りをあげ、世間の失笑を買った。妻と子供達に逃げられてしまった。

ダライラマに節制しなきゃだめ!というお説教まで食らっている。

ビルクリントンは大統領のとき浮き名を流した。ホワイトハウスインターンに手を出したとき、議会は彼を罷免させようとした。驚いたことに

全民主党議員が彼を助ける為に立ち上がった。なんと幸運のことか?

管元首相の足を引っ張る民主党議員たちとは全然違う。最近では国民も足を引っ張っているようだ。クリントンは一般人にも、もてていたのに。


 さて、「エアロール」は渡辺淳一の書いた小説の題である。豪華なリタイアメントハウスで繰り広げられた、熟年男女の恋物語である。70代、80代でお互いに胸をときめかしているのである。それだけではなく、深い恋仲になったカップルが沢山出来たことになっている。日本では60歳で定年退職し、あとは静かな人生を送ることになっているようだし、老人の性生活も衰えていくものと考えられているようだ。老人の恋など、はしたないと思われているようだ。若い時が花で、老いたら社会から消え去るべしというのが、NEW BRAVE WORLDの理念である。アルダス•ハックスリーという人の書いた本の題名である。アメリカでは30歳過ぎたら年寄りだと言われている。


 先進国では長寿化が進み、男70代後半、女80代前半まで生き延びるようになった。ところが世界全体の寿命は30歳だそうだ。ということは発展途上国では、若いうちに命を落とすのだろう。乳幼児死亡、餓死、戦争、結核、マラリア、ライ病などが主原因であろう。日本やアメリカで生活している我々にはちょっと想像つかない。気の毒である。


 さて、先週の新聞によると、ハワイの介護施設で高齢者が性的にはしたないまねをしたものが昨年11月に1名、今年2月に2名あったそうで、そのようなことが起こらないようによく監督すべく、年間百万ドルをかけている。私が介護施設にコンサルテイションに出かける理由としてそのようなことがたまにあった。男性高齢者が女性高齢者のベッドルームにはいり、触るとか、ベットの中に入り込むと言うことであった。もっと多かったのは、若い女性介護者が高齢男性に体を触られるという事であった。腕、胸が多かったと思う。体を拭くとか、オムツを替える、病院着を着せるとか、介護者がベッドの患者さんにとても近いところでかぶさるような姿勢をとっているから簡単に触れる。ピチピチした若い女性の体、体臭とか香水の匂いに刺激されるのだろう。食欲と性欲は認知症の老人になっても変わらない、と渡辺淳一は書いている。私も同感である。


 大分前のことであったが、日本のある介護施設で二人のおじいさんがひとりのおばあさんに熱をあげ、一人のおばあさんを取り合うことになった。決闘しようということになった。この3人だけでなく施設介護者全員が舞い上がった。しかし決闘日がくる前に施設管理者によりつぶされた。そのあと当の三人はうちしをれてしまった。生きる意欲がなくなってしまった。このような悲しい結果になった事を思えば、エアロール介護施設の理想は一考に値するものと思う。

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