St Lukes Clinic
  St Lukes Clinic

内科医 小林 恵一

聖ルカクリニック

1441 Kapiolani Blvd .,Suite #2000 Honolulu, Hi 96814

Tel 808-945-3719  Fax 808-345-3629

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”Evening Sea Shore”


マキキ教会の日曜日の礼拝が終わった放課後、書道クラスの一角をかりて水彩画同好会やってます。といっても、大抵、私一人かもう一人いるだけの弱小勢力です。これは最も最近の絵。

 

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爪の垢でも煎じて飲みたい。

マザーテレサは晩年、来日しフジテレビかどこかに出演した。若さと美しさを価値観とする日本のテレビは、このよぼよぼした老女のどこが素晴らしいのかよく分からなかったようだ。

私はマザーテレサのような人が生きていたというだけで、クリスチャンとして励まされ、またしばしばその生涯を考えては自らの至らなさを反省する。本当に爪の垢でも煎じて飲みたいとはこの事だ。主イエスは"すべてを捨てて私に従ってきなさい。あなたを最も貧しい人、飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人に遣わす。"とおっしゃり、マザーテレサはその導きにしたがった。ノーベル平和賞の受賞にも粗末な衣服とサンダルで現れ、賞金を貧しい人々に分け与えた。

賞金を渡される時、彼女は"このお金でいくつのパンが買えますか?と尋ねたのは有名な逸話だ。マザーテレサのもっていた純潔の信仰と揺るぎない生き様、ちょっとでもよいから真似して生きてみようと本当に思う。ああ、爪の垢でも煎じて飲みたい

 

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Leo

最近、犬をかった。名前はLeo。小さいけど、芸を教えたらおすわり、お手、おかわり、伏せができるようになった。おやつをあげながらだと、すぐ芸をおぼえる。意外に頭がいいのかも。

ある朝、姉さんずわりでおすわりをしながら、しきりに前足をおいでおいでしながらにじり寄ってくるようになった。どうやら、おやつをくれといってるらしい。

頭はいいらしいけど、変な奴。

 

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修学旅行の高校生

時々、旅行会社に頼まれ、修学旅行の往診をする。あるとき、男子高校生が暴れてますとの通報で先生方と一緒にその部屋に駆けつけると、部屋には鍵が掛かっており、なかでドシン、バシンと音がしている。

"こら!開けなさい、あけんか、こら"と怒鳴る先生。ドアをばんばん叩いても、戸をあけない。やがて窓がガラガラと開く音がして

"バッキャロー"と大声でさけび、それからドアが開いた。興奮がガス抜きされたのか男子高校生が出てきて、"スミマセンぺこりと頭を下げた。

私は、うれしくてもうちょっとでこの子を抱擁しようかと思ったほどだ。いまでもいるんだ、こんなバカ。軟弱な日本でこの種の蛮カラ、絶滅したかとおもってた。

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先の戦争

先の戦争といって皆さんはなにを思い浮かべるだろうか?てっきり第二次世界大戦だと思っていたら、アメリカではイラク戦争だったり、ベトナム戦争だったりする。私の子供の頃は、老人が、最近は先の戦争といえば太平洋戦争の事を指すようだが、われわれにとっては先の戦争とは日露戦争だ、とか、もっと上の世代だと、長州征伐をさしていたりする。先日、ある患者さんが子供の頃、おじいちゃんが縁側でオランダ語の本をよんでいる時、膝にのせてもらい遊んだという話しをされた。なんでも、福沢諭吉先生の塾で学んで、上野のお山で彰義隊が戦った時も、塾で講義を受けていたとの事。昔のインテリは、本当にオランダ語を読んでいたんだと、妙な事に感心した。

究極の先の戦争は、京都の旧家で、先祖代々受け継いだ家宝も先の戦争で大分、焼けてしまいましてというから、空襲で焼けたのかな、それにしても京都は空襲されていないはずだが、とよくよく聞いてみると、先の戦争とは応仁の乱の事だった。

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尖閣問題、友である中国の国益を嘆く。

まずい事をしたものだ。中国政府の事である。領土問題は感情的になりやすいから、よくよく気をつけるべきなのだが、今回は、日本は過去に悪い事をしてきた悪者だから、いくら叩いても構わないと考えている中国政府は、情勢を見誤ったらしい。中国の日本企業を略奪し、中国在住の日本人の安全に不安をもたれてしまった以上、日本企業の中国撤退と拠点をベトナムやタイに移す流れは止まらなくなる。第二に日本はアメリカと増々同盟強化に動くだろう。日本と話す時、アメリカの意向まで気にしなければならなくなる。日本は単独だと、しっかりしていないが、日本の背中越しにちょっかいを出す、しっかり者の兄貴であるアメリカはうるさいぞよ。

第三に自衛隊の実力を知らないらしい。中国は自分のところの海軍は強いとやたらにいいたがるが、日本の自衛隊は不気味に黙っている。それどころか、空母を2-3隻も持っているくせに、それを輸送船と呼んでいかにも弱そうに見せている。自衛隊は以前の帝国海軍とは違い、平和的で簡単には喧嘩はしないが、相当な実力を持っている。局所的軍事衝突などすれば、その実力差は歴然となり、それは中国にとって不利ではないか。

第四に、あまり日本を挑発すると日本の世論が軍国主義的な方向に傾く心配がある。こんなに中国に挑発されるなら、いっそ憲法改正して第九条を廃止、その上で核兵器装備を始めるかもしれない。民主主義の日本でそんな馬鹿なといわれるが、日本人だけはわからない。大正デモクラシーの頃、日本は民主主義の国だった。ものの20年程で、デモクラシーなんかすっとんで軍国主義の路線まっしぐらになったのを忘れてはいけない。

つまり、中国の国益にとってよからぬ事ばかりがおきている。領土問題は実効支配しているものの勝ちである。竹島は韓国が実効支配しているのだから、事実上韓国の物だ。日本は返せとは口ではいうが、手荒な事をすべきでない。尖閣は日本の実効支配のもとにある。中国にもメンツはあるから、領有権の主張までやめろとはいわないが、手荒な事はしない方がよい。竹島も尖閣も、みんな口ではあれは自分のところのものだと、それぞれ主張し、あとはそっとしておく。これが一番の外交だ。

今回、日本政府の犯した最大の失敗は国有化を公然とした事である。中国にも感情があるのだから、国有化を大々的にやったら怒られる。こっそりやればよかったのだ。

中国は大切な友人である。小さな岩礁の事で100年、千年の関係を損なうべきではない。

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Nurse students from Tokai University School of Nursing Rotating at Clinic.

東海大学看護学部1年生の学生さん、クリニックでのローテーション。
 

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米国医療改革に合憲判決

オバマ政権の目玉である医療改革に連邦最高裁が合憲判断をくだした。9人の判事のうち、4人は共和党派、4人は民主党派、のこる一人が中立で、この一人の判断で合憲が5対4で決まった。これでオバマ大統領の再選は決まったようなものだ。

アメリカで今後、国民皆保険となると、困るのはいままで散々高い保険料をほしいままにしてきたHMSAなどの保険会社だ。新しい公的保険は保険料がいままでの保険料の半分から3分の1になるだろう。それと競争するために民間の保険料も当然、引き下げる方向となる。それと同時にいままで保険がなくて医師にかかれなかった多数の患者が医療機関に押し寄せてくるだろう。忙しくなる割には医師に対する支払いは安くなり、忙しくて貧乏、これが今後の医師が直面する問題だ。この点だけをみれば、不利かもしれないが、アメリカの国全体をみるならば、やっとまともな国になったという安堵の気持ちの方が多い。フランスはものすごくよい医療保険制度をもっているし、日本でも無保険の人間もいることはいるがめずらしい。イギリスの医療制度だって馬鹿にならない。アメリカだけが国民の多数が無保険で、政府が無策だったのだ。本当に恥ずかしい。無保険の為、いりょうが受けられない患者の無念、今後は改善すると望みたい。

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恐怖の頭突き

レオ君はだいぶ、図体がでかくなった。ところが、大変な甘えん坊で、起床時と就寝時 家内のお膝の上でしばらくあそぶ。子犬の頃ならまだしも、もともと大型犬である。なんだかおかしい。

散歩の時も、家内の側を歩くのだが、これも普通の犬とは違い、ぴったり体をこすりつけて歩くのだ。それも何を思ったのか、時々後ろから頭突きを足に向かって喰らわす。この犬と一緒に歩く時は、よくよく注意しないといけない。

私の家では非常に規則正しく、夕食、夕食後の散歩、それもコースが大体決まっている。その後、英語の勉強の為に英語のドラマをみる。それが終わると、レオ君と遊ぶのだが、自分が遊んでもらえるまでじっと待っている。自分の遊んでもらう時間が来ると、私の後をぴったりついてまわり、遊ぶのは大抵男の子が好きな格闘ごっこで、犬用のクッションで顔を挟まれ前後に揺すぶられる。なんでこんな事が好きなのか、分からないが、これをやってくれといつも催促される。これを約2分ほどやって、それからおやつをあげて、わたしは自分の部屋に引きこもる。すると入り口からレオ君は部屋にそっと入ってくる。実は、私の部屋は礼央君は入ってきてはいけない。怒ると、面白がって逃げるが、先日はとうとう本当に叱られた。それ以来、しゅんとして部屋には入ってこなくなったが、意外に傷つきやすい。

言葉が分かるのは、ラブラドールの特徴だが、レオ君は特によく分かる。号令で排便、排尿するのは相変わらずだが、最近はシャワーの後でブルブルする事も号令で出来るようになった。

 

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達人の域

中島敦の名人伝には弓の名人がその道を極めた結果、弓そのものを忘れてしまう話しが載っているが、なんでも極めると、とんでもない事が出来るようになるらしい。先日、実験病理で研究している医師に話しを聞いたら、実験結果の病理標本が浮かんできて、考える時も、ここがこうなったからこう変わる、という事を顕微鏡の画像で考えているそうだ。そういえば、放射線専門医はCTの断面を連続でみて、その直後に立体的な形を絵に描いていた。ということは、CTの断面をみて、頭の中で3次元の形に再合成して考えているらしい。長年の訓練で脳の機能が改良されるのだろう。絵でもそうだ。有名な水彩画家の永山裕子さんと話したとき、長時間、色をつかって絵を描いた後で電車に乗ると、人々や風景がサイケ状にきらきらと色を輝かせはじめ困るといっていた。これなんか、ちょっと神懸かり的ですごいを通り越して心配になる。シューベルトは代用教員として小学生に算数を教えていたとき、3/4と黒板に書いた瞬間、突然、3拍子の旋律が心の中に湧いてきて困ったという。その点、JACK OF ALL TRADEの私は極めるものすくなし。何にも困る事がない。うれしいやら残念やら。

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我ら再び

毎年12月のはじめにラジオ放送"心に光を"の主催するクリスマスコンサートを行う。約7080名の混声合唱とそれをサポートする楽器演奏者からなる。私は毎年編曲を担当している。編曲といっても、この楽器がいいなと思ったら自分でスカウトしてこなければならない。去年はストリングスを主体に編曲しようと考え、譜面を書いて、あとは協力しているキリスト教会を回って演奏者に合い、"すまないけど、協力してください" と頼んでまわる。バイオリン演奏者はどういう訳か、中高生の男の子が多い。そんなこんなで第一回の練習の時には12名ほどのバイオリニストが集まった。譜面を配りながら、さあ、みんなで楽しい練習をしましょうと笑顔で話しかける。ところが、練習が終わった段階で二人、泣いて帰ってしまい、捨てぜりふで"もう、来ない"

といわれてしまった。それから、練習のたんびに誰か泣いて帰らないか、ひやひやした。

バイオリンは原則的には集団楽器だと思う。バイオリンソロもいるが、あれは例外的に巧い人の場合で、バイオリンは集団で弾けば多少下手でもきれいだ。しかし、うまく弾けてると思っても、上手な人がたまたま欠席でもしようものなら、たちまち演奏レベルが落ちる。バイオリンは不思議と、上手な人がリーダーシップを発揮するとみんな巧くなり、レベルがあがる。オーケストラにコンサートマスターがいるのには合理的な理由がある。

さて、今年の課題曲はすでに発表された。4曲のうち、新しい曲2曲の編曲は終わり、のこりは毎年繰り返されるO Holy Nightとヘンデルのハレルヤコーラスだ。何人かの楽器演奏者にはお願いしている。"本当に手伝ってくださいよ"ともいうが、"途中で逃げるなよ" とか"最後までやりますって血判状に署名してくれ"など過激な言葉が飛交う交渉現場、果たしてことしの演奏はどうなるのでしょう、乞うご期待!

 

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野田総理、国際法にのっとり平和的に解決と演説、

尖閣問題に関し、野田総理は日本は国際法にのっとり平和的に問題を解決する旨、演説、これに対し、中国は激しく怒った。

なぜ中国が反発するのか、日本人には分かりにくい。しかし、中国の視点にたって考えてみよう。中国にとって日本ほど迷惑な隣人はいない。歴史的にみて、中国が日本を攻撃した事はない。元寇は強制されてやってきたため、数にはいれない。歴史的に見て中国は平和的な国なのだ。翻って日本はというと、昔から日本人は物が欲しくなると、船をこいで中国までいき、海賊行為を繰り返してきた。これを倭冦という。先の戦争では日本は国家として組織的に中国を侵略した。ようするに物騒な国なのである。その日本がアメリカに頭を叩かれて、改心し民主主義になった?

それはちょうど近所にヤクザがすんでいて、ひどい目にあってきたのが、どうゆう訳か最近は教会にいってクリスチャンになったらしい状況に似ている。何を血迷ったか、その改心したヤクザが君たち、暴力はいけないよ。神様は愛している"といったらどうだろう。あんただけには言われたくないと反応するのが本当だろう。どこまで改心が本気なのだろう、と不気味で仕方がない。しかも、尖閣諸島問題で日本の右翼化が取りざたされている。

国際法にのっとり平和的に解決をいいながら、目付きが悪くなり、以前のヤクザ的よからぬ思いが心によぎっているらしいと思われても仕方がない。

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ジョンマケイン上院議員痛烈なる反骨


いよいよ大統領選挙最終局面となった。前回はマケイン上院議員が対立候補としてあがっていた。このマケインさんほど、強烈な反骨精神の持ち主はいない。

よい家庭の出身だ。お祖父さんもお父さんも、海軍提督、自身もアナポリス海軍兵学校へいった。ところが、無茶な上級生や上官に反発し、不従順の烙印を押され、兵学校をほとんどビリで卒業。ここら辺から、面白い人だと言う事が明確になってくる。ベトナム戦争の時はパイロットで撃ち落とされ、北ベトナムで捕虜となる。北ベトナムは重傷のマケインを治療せず、放置していたが、やがて父親がアメリカ海軍のベトナム戦争の最高責任者であると分かり、捕虜交換で釈放しようとする。ところが、マケインは"FIRST IN, FIRST OUT”先に捕虜になったものから釈放されるべきと主張し、釈放を拒否。自分より長く捕虜になっている戦友を自分のかわりに釈放するように要求。また、反アメリカの宣伝に加担するようベトナム軍に要求されたのを拒否、繰返し拷問をうけたが、頑として動じなかった。その結果、右手に麻痺が残った。かなりの根性の持ち主だ。

捕虜釈放後、政治家になり、ベトナムとアメリカの国交回復に努力、また、ブッシュ大統領の元でテロ容疑者への拷問がなされた時にまっさきに反対した。日本にもこのぐらい根性のある政治家が欲しい。マケインさんほどでもアメリカで大統領になれなかった。アメリカの政治家の層はあつい。

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